

初めてだと病院に入るのに躊躇するけど、精神科・心療内科ってどんな病院?

普通の病院とはどんなことが違うの?

初診はどんな風に行われるの?どんなことを聞かれるの?
私がパニック障害になった日のことは、前のブログ(私がパニック障害になった日のこと)でお伝えしましたが、「たぶんこれはパニック障害だろうな」とわかってから、とりあえず携帯でググって調べてまくっていました。
色んなサイトを見たのですが、どうやら自分の力だけ治すのはなかなか大変らしく、病院に通院するのが良いみたいという事がわかり、人生初の精神科・心療内科・メンタルクリニックに通院することに。
しかし、それまで精神科・心療内科・メンタルクリニックに通院した事もなければ、周りに通っている人もいないし、、、
しかもだいぶ極端なんですけど閉鎖病棟などのイメージが大きすぎて、精神科の病院に行くのに勇気がいる…!!
パニック障害になりながら病院に行くのにさらにストレス感じるってどゆこと?!なんて思わず思っちゃいましたが、とりあえず自分が住んでいる地域の病院を探すことにしました。
パニック障害の病院探し
パニック障害が疑われる場合にかかる病院と言えば、『精神科』『心療内科』『メンタルクリニック』など心の治療を行ってくれる診療科となります。
ググりまくって病院のホームページやレヴューなどを読み漁り、うぅーん…ここかな、、という病院を見つけて、勇気を振り絞って診察を受ける事に。
私がこんな病院が良いな、と思いながらネットで探した点&実際に行ってみてここポイントだな、と感じたのは以下のことでした。
- ホームページ上の病院の印象・先生の印象が良いか
- あればレヴューを参考にして、信頼できそうな院か
- 立地(公共交通機関を利用する場合にバスや電車に乗って行ける距離か)
- 病院がある階数(エレベーターに乗るのが怖い場合)
私は地方の田舎に住んでいて、ほとんどの移動が「バス」なんですが、この「バス」そして「電車」でパニック発作を起こす人も少なくありません。
実は私も2回ほどバスの中で急にパニック発作が起きてしまって、バスに乗るのが怖いと感じる事がありました。

閉鎖的な空間にいるとドキドキ・・・
一度パニック発作が起きた場所は、「またこの場所でパニックが起こったらどうしよう…」という『予期不安』を感じてしまう事が多いため、すごく怖く感じてしまう場合があるんです。
もし通院する場所が電車やバスで通わなければならない場合には、「自分的にバス・電車に乗っても大丈夫そうな距離・乗車時間か」を考えてみると良いかもしれません。
通勤ラッシュなどを避けた、比較的空いている時間帯に乗車するのもGOODですね👍
あとは、エレベーターなどの狭い空間が苦手な方は、病院の階数も気を付けた方がよいかもです。
私の場合エレベーターは大丈夫なのですが、この日初めて行った病院のビルが結構古くて、エレベーターがガコンと揺れる恐怖を味わいました…( ゚Д゚)
パニック障害で人生初の精神科・心療内科へ
そんなこんなでどうにかどうにか勇気を振り絞り、人生初の心療内科を受診する事にしました。

ドキドキ…
病院に行った際は、ほかの病院と同様に初診時には問診票を記入し、待合室で少し待ちました。
精神科・心療内科に通っている人ってどんな人たち?
病院に行く前から気になっていたのですが、精神科・心療内科に通っている人ってどんな人達なんだろう??と疑問だったので、待合室で待っている人達を興味本位でチラッと見てみたのですが、意外にも普通な感じの人が多い。
私と同じ年頃のアラサーくらいの女性や、スーツを着たサラリーマン男性、少しお年を召したお年寄りの方など、内科を受診するときと同じような感じ。(後日朝から受診したら、朝はお年寄りがとても多かった)
違うことと言えば、子どもがいなかったことぐらいですかね~。しかし今やSNSなどでイジメも複雑化しているので、院によっては子どもの患者さんがいらっしゃるかもしれませんね。
すごく身構えて受診したのですが、実際に心療内科を受診している人は、20代~の比較的若い人も普通に受診していたのが印象的でした。
病院の診察内容や方針、先生によっては患者さんにも違いがあるかと思いますが、少なくとも私が受診した病院では泣き叫ぶ人などはおらず、見た目的には比較的普通の人がほとんどでした。
パニック障害の初診時に聞かれること
そんなこんなで自分の名前が呼ばれて、まずは看護師さんによる初診のカウンセリングが行われました。
私の場合はこのカウンセリングで簡単な心理テストが行われ、自分の家族構成や身内にうつ病などになった人がいないか、などが聞かれました。
簡単にお話をする感じでしたが、看護師さん達はやはりプロなので、しっかりこちらの言いたい事をくみ取ってくれて、とても信頼できる感じ。
自分の不安な気持ちを口に出してしまうと、思わず泣きそうになってしまう事もあるかもしれませんが、不安がらなくても大丈夫です。
カウンセリングではそんな難しい事は聞かれないので、自分が話したくない事は無理に話さなくても良いんじゃないかな、と思います。
無理せず徐々に治していけばよいのです(^^)/
診察
カウンセリングも終わり、その後は先生によって診察が行われます。
私は元々喋る事が苦手なタイプで、言いたい事を上手く言葉に繋げるのが苦手なので、家を出る前にどういった経緯でパニック発作が起きたのかなど、ある程度頭の中で文としてまとめてから受診しました。
診察と言っても先生とのカウンセリングになるので、聞かれた事に答えれば良いだけです。
その結果やはり「パニック障害」である事が判明しました。
その後は今後の治療方針や、お薬の事などの説明を聞いて終了となりますが、疑問や不安に思う事があったら、その場で聞いちゃいましょう。
治療していく上では、やっぱり先生との信頼関係も重要になると思うんですよね。
しかしどうしても人間だもの。何回か受診して、どうしてもこの先生とは上手く付き合えそうにないなと感じたら、別の病院を探してみると良いかもしれません。
実際にパニック障害で病院を受診してみて…
パニック障害になって、人生初の精神科・心療内科を受診してみた主ですが、行く前までは勝手なイメージが先行して、正直行きづらかった!!
これが本音の本音ですよ。。
でも実際に受診すると、自分と同じ年頃と思われるアラサーくらいの女性がいたり、スーツのサラリーマンがいたりと、『そこまで身構えなくても良かったかも』という感想でした。
まぁでも、これはその病院によるかもしれません。
なかなか病院に行きづらくても、パニック障害はお薬で症状が出るのを抑えられることができますので、できるだけ早めに受診した方が良いんじゃないかな、とはホントに思います。
治療を受けることで、ひとりで苦しみを抱え込まないで、そこから抜け出す方法を考えて、一歩一歩前へ進んで行けると思うからです。
人はひとりでは生きていけませんから、たまには思いっきり他人様を頼ってみましょう(^^)/